どうも、鱒釣りという旅は続くです。
早いもので、2024年の渓流シーズンが終了しました。
この記事では、今シーズン(といっても尺ヤマメを狙い始めたのはシーズン終盤から)の尺ヤマメ釣りの振り返りと考察をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
尺ヤマメを狙い始めたきっかけ
筆者はフライフィッシングを始めて4年目になります。
今年の8月に渋谷直人さんのガイドを受けに秋田県まで足を運びました。
そこで、尺ヤマメのサイトフィッシングの場面に遭遇しましたが、見事にすっぽ抜けをかましてしまい、貴重なタイミングを逃してしまいました。
筆者にとって尺ヤマメとのファーストコンタクトであり、この悔しさから、山梨県に帰ってきてからも尺ヤマメを探し続けています。
尺ヤマメを釣るために実践したこと、それに対する考察
尺ヤマメを狙うために雑誌や書籍を読み漁り、エキスパートの方々の考えを勉強しましたが、ドライフライでしか狙わない方や、ウェットフライで狙う方など尺ヤマメにアプローチするには様々な方法があります。
20ftのロングティペットリーダーシステムを使う
ヤマメ釣りをドライフライで狙うにはロングティペットリーダーが有利に働くと考えます。>>ロングティペットリーダーとは
理由は、複雑な流れをロングドリフトするためです。
ヤマメは里川や中流域に多く生息していて、イワナより川の規模が大きいケースが多いかと思います。川幅が広く流心が複数あることも多く、その場合短いリーダーシステムだとロングドリフトするのが難しいように感じました。
筆者の現状のロングティペットシステムは以下の通りです。
ロッド:TIEMCO J-STREAM 793-4
フライライン:SA J-STREAM DT3F
リーダー:TIEMCO J-STREAM 10ft 4X
ティペット:TIEMCO LDL 5X(5ft)→LDL 6X(3-5ft)
ロングドリフトさせるにはティペットをV字に折ったりU字に曲げたりするのですが、このシステムはそれがやりやすいように感じています。STリーダーのバットを切って似たようなシステムも試してみましたが、J-STREAMリーダーが今の所のベスト。
ティペットコントロールが重要なシステムになりますので、短めの18ftくらいから始めるのが良いかと思います。筆者の場合20ftを超えてくると、コントロールが難しいのが現状。
LDLリーダーというロングティペット専用リーダーもありますが、ティペット部が長く、繰り返し使いにくいので、経済的な面でJ-STREAMリーダーを選んでいます。ティペットを5X→6Xと二段階で繋いでいるのもそのためです。
あまりやりませんが、ティペット部6Xを切って、5Xの先にニンフを結べば15ftのニンフシステムとしても利用できますしね。
渓流域で魚影を見つけてドライフライで釣る
渓流域の尺ヤマメは水深のあるプールや大場所に潜んでいることが多く、このようなケースの場合、浮いている尺ヤマメでないとドライフライでは勝負になりません。いわゆるサイトフィッシングというやつですね。
そのため、まず大場所で浮いている尺ヤマメを見つけ出すことが第一歩となります。これを今シーズン実践してみましたが、サイトフィッシングでの釣果は24cm止まりでした。
ヤマメはその川の放流量に依存しているため、通っている渓流では、そもそも浮いているヤマメを見つけ出すのが困難でした。
そもそも浮いているヤマメが少ないのに、その中から尺ヤマメを見つけ出すのは困難。
ただ、通っている川は大場所が複数ある渓流で、尺ヤマメ(アマゴ)は必ずいるだろうと思います。来シーズンは長い期間調査してみる予定です。
秋の遡上ヤマメを狙う
様々なヤマメ釣りエキスパートたちの意見で共通している部分は以下の通りです
- 秋の遡上尺ヤマメを狙う
- 雨後の尺ヤマメを狙う
- プールで浮いている尺ヤマメを狙う
秋の遡上は尺ヤマメの大チャンスであり、最も可能性が高いとも考えられます。また、遡上のきっかけになるのは雨後のタイミングである場合が多いようです。
遡上魚か居つきのヤマメかを判断するのは難しいですが、遡上のタイミングでは支流の合流地点や魚止めの下流などで遡上魚を狙うチャンスになり、良い結果を得られる可能性があります。
南佐久漁協で秋に釣った27cmのヤマメの釣行記はこちら↓
雨後がいいタイミングあるのはわかるのですが、ドライフライの場合、水量が多すぎると釣りにならないので、その辺の見極めは重要かもしれませんね。
2025年の渓流シーズンに向けて
今シーズンは夏からの2ヶ月間しか尺ヤマメ釣りが出来ませんでした。
2025年のシーズンはフルに使って尺ヤマメにアプローチしたいと考えています。
季節によってアプローチの仕方も変わってくるかと思いますが、今シーズンはドライフライで尺ヤマメを狙ってみました。
ただ、大物の接触回数を増やすには沈める釣りも必要かと思い、ニンフやウェットフライの釣りにも挑戦していこうかと考えています。
フィールドは、自宅から近く実績のある千曲川(佐久市周辺)に通う予定です。40ヤマメの可能性もあるフィールドです。
解禁までのオフシーズンの間に川の下見をしっかり行いたいと思います。
それではまた。
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